勢い余ってキャンピングカーを購入してしまいました。とはいっても大きなキャンピングカーではありません。今、ひそかなブームになっている軽自動車規格のキャンピングカーなんです。軽キャンカーとか、軽キャンパーとか呼ばれてて、軽トラを改造してつくります。まずはベースとなる軽トラの写真。

軽トラの荷台を取り外し、キャビンの背面を大胆に切断。後部の重量に耐えるべくサスペンション周りを強化。バッテリーは車内に移設し、セカンドバッテリーを追加します。目を薄めるとほら、キャンピングカーのシェルが見えてきませんか？

後部シェルとポップアップルーフが載せられました。写真ではまだ仮固定の状態ですが、実際はダンパーが組み込まれることによって比較的軽い力で上下できるようになります。

室内にはすでに白い家具が取り付けられてキャンピングカーらしさが出てきています。シートを取り付けるベースや、照明の配線なども施されています。

外から見るとほぼ完成状態となりました。得意げにルーフをポップアップし、今にもキャンプを始められそうな感じ。

リアからみても普通の軽バンとはまったく違う雰囲気を醸し出しています。

インテリアはモダンなモノトーン

シートが入った内装はまさにキャンピングカー。リビングのような雰囲気が漂う室内は、テーブルを囲んで４人が着座できます。

室内も綺麗に仕上げられました。

背面からは見たこともない車に仕上がっています。

ビルダーであるオートショップアズマさんから、ディーラーのキャンピングカーフジワラさんへ移送された我が家のK-ai。ここで最終的な電装や依頼した加工が施されます。

装着される機器を運び込み。下駄箱の横に見えているのがテレビ兼パソコンモニタ。サイバーナビは２ＤＩＮタイプ。バックカメラは２台、bluetooth、VICS、ＥＴＣも搭載。

そのほか600W電源自動切替正弦波インバーター、外部入力充電器、ネットトップパソコンが組みつけられます。

サイクルキャリアも装着されていました。自転車のみならず、コンテナボックスなどを利用して車外に荷物を積むこともできるすぐれもの。取り外しも可能です。

白くて四角くてスッキリしてるサイドビュー。軽トラベースとは思えません。それでいてちょっぴりキャンピングカーしていていい感じ。

そのすっきり感を保つため、バックカメラにはカバーを施していただくことになりました。

詳細はブログでも紹介していきます

白い生活　category of "K-ai"

比較したのはAZ-MAXのラクーンやラクーンⅡ、バンショップミカミのテントむし、T-po。インディアナRVのインディ727。どれも本当によくできた軽キャンでしたが、軽規格と外装デザイン、装備を比較検討して最終的にK-aiを選択しました。K-aiはマツダのスクラムトラック（またはスズキのキャリイトラック）をベースに荷台部分へFRPのキャビンを乗せたいわゆるキャブコン型の軽キャンパーです。ラクーンなど軽ベース普通車規格のキャンピングカーではなく、本当の意味で軽規格キャンピングカーなので小さくて安上がり。もちろん軽規格最大の居住スペースがあるものの、他のキャンピングカーに比べればスモールキャンパーというよりまさにマイクロキャンパー。あ、マイクロキャンパーというとマイクロバスベースに勘違いされるからsmall camperなのかも。でも我が家はこれで十分。

■検索キーワードとして多い物
K-ai　k-ai　Kai　keiai　ケイ・アイ　ケーアイ　カイ　スズキ　マツダ　軽トラキャンパー
軽キャンパー　軽キャン　軽キャンピングカー　軽キャンカー
■正確には
AZ-MAX オートショップアズマ　K-ai　Small Camper　ケイ・アイ
ネーミングの由来は「可愛い」からきているとか、いないとか。